フリーランスのお金管理と仕事道具

フリーで働く士業の雑記です。

確定拠出年金は損をしてもお得な理由

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私は、フリーランスの節税策の1つとして、確定拠出年金をめちゃくちゃおすすめしています。確定拠出年金は節税だけでなく、資産運用の手段としても優れているからです。

 

確定拠出年金を何で運用すべきか

運用先としては、定期預金、国内・海外の株式、債券、リートなどがあります。どうしてもお金を減らしたくない人は、定期預金でもいいかもしれません。定期預金を選んだとしても普通に預金するよりは、ずっとお得です。

 

しかし、これから20年、30年先を見越して積み立てるのであれば、株式がお勧めです。超長期の場合、すべての資産を株で運用した方が良いというのは、この本で知りました。

なかでも、信託報酬が安いインデックスファンドで、全世界の株式に投資できるものがベストです。全世界の株式に投資にする理由はシンプルで、超長期で見れば世界経済は必ず成長する、つまり値上がりするはずだと信じているからです。

信託報酬が安いのは、たとえば以下のファンドです。

  • 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
  • たわらノーロード先進国株式
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

私は運用先をすべて三井住友・DC全海外株式インデックスファンドにしています。

 

 

確定拠出年金は損をしてもお得

確定拠出年金では毎月定額を積み立てることになります。そして、原則として60歳まで引き出すことができないので、いやでも長期投資になります。つまり、ドルコスト平均法と呼ばれる投資法を長期にわたって続けることになります。

 

そして、ドルコスト平均法を長期にわたって続ける場合には、株価が下がれば下がるほどお得という状況が生まれます。なぜなら株価が下がるほど、たくさんの数量を買うことができるからです。

 

たとえば、リンゴを毎月買うことを考えてみましょう。

あなたは、これから先の20年も今と同じようにリンゴを食べ続けると思います。その場合、リンゴの価格は上がった方が嬉しいでしょうか?それとも下がった方が嬉しいでしょうか?

もちろん下がった方が嬉しいはずです。なぜなら、たくさん買えるようになるからです。リンゴ1個100円だったのが、1個50円に下がると、今までと同じ100円で2個買うことができるわけです。

つまり、自分が買い続けることを前提とした場合、価格は上がらないほうがお得なのです。

 

すでにお気づきと思いますが、株価が下がるほど嬉しいというのは、通常の株式投資の発想の真逆ですよね。いつもなら、買った瞬間に値上がりして欲しいわけです。でも、長期にわたって資産を築くのであれば、このようなコツコツ積み立てる考え方ってとても大事だと思います。

 

バランスをすべきか

60歳になるまでひたすら買い続ける場合の理想の値動は、59歳まで株価が低迷し、最後の1年で爆上げ!です。

まぁ、そんなことはあり得ないので、株価の動きを見てリバランス(預金と株式の比率を見直すこと)をする人もいるようですが、私はやはり面倒なので株式1本でいきます。

60歳が近づいてきたら少しずつ定期預金に移すかもしれませんが、それはその時考えることにしています。

 

ドルコスト平均法のデメリット

価格が上がっていても常に同じ金額で買い続けることになるので、少なくとも短期間でお金持ちになるような手法ではありません。

しかし、そんなことよりも大きなデメリットがあると思っています。とにかく退屈なことです。自分の資産なのに存在すら忘れるレベルで退屈です。

 

なので、お金に余裕があれば株価に一喜一憂するような投資をしたいのですが、そのために私が自分に課しているハードルはけっこう高くて、確定拠出年金にお金を出して、小規模企業共済にもお金を出して、なおかつ手元に生活費を少なくとも1年分は残しておいて、それでも余ったお金ができたときにやると決めています。

 

すぐに不労所得を求めると、博打みたいな人生になると思っているので、まずはがんばって働くしかないですね。

 

まとめ

というわけで、確定拠出年金は、節税になるだけでなく、日々の株価の変動に惑わされることなく、ドルコスト平均法によって長期の資産形成ができる、という点でとてもおすすめだという話でした。